どうしても起きられない、やる気が出ない、悲観的な考えが頭から離れない。
「こんな自分って、もう何もできないんじゃないか…何をどうすればよいんだろう…」
辛くて苦しくて…でも誰かに相談することもできないし、相談するとしてもどうやって相談するか、誰に相談していいのか、悩んでも答えが出せない人って想像以上に多いと思います。
私もそのうちの一人です。
症状の酷い時は、数か月単位でほとんど寝込んでる時間が多い時だってあります。
そんな私の今迄の経験から、同じ様な症状の方に少しでもプラスになれるような対処方法をお伝えしたいと思います。
あくまでも、こんなこともやってきたよ~、くらいに読んでいただけるとありがたいです。
起きられない時はあきらめて寝るそれこそ嫌になるくらい寝る
「そんなこと言ったって、仕事はあるし家事もあるし、やることがたまる一方でそんな事無理っ!」
そうですよね、普通はこう考えますよね。私も考えないわけじゃないです。
むしろ、そう考えてきたから余計に苦しくなり悪化して最終的には過度な自暴自棄モードになってしまった時も…
でも、考えてみてください。今は普通に生きても80年近く生きなくちゃいけない時代ですよ?
江戸時代の人の二倍近く生きなくちゃいけないんです。
そんな長い時間、生身の人間が身体的にも精神的にも一度も立ち止まらず進むなんてことが本当に健全なことなんでしょうか。
確かに、他の人が普通にこなしている事が出来なくなった時の自分への罪悪感というのは半端ないです。
でもそれが何だというんです。その人だってどこかでつまづいていたかもしれないし、この先疲れて休む日が来るかもしれない。
第一、“起きれない”といった身体にまで症状がでてしまってるのは、心のビーカーが溢れてしまった証拠ではないでしょうか。
頑張ることは良いことだけれど、頑張ること追い詰める事とは似ている部分もあるけれど全く別物。
それに、長い人生多少休んだところで生きて行く術は思いのほか沢山あるものです。
少しでも興味が持てるものを飽きるまでやる
寝込むほどどん底に落ちたメンタルでは、何かに興味を持つなんていうのは難しいでしょうが、寝逃げもしばらく続けていれば時間の多さから少しではありますが、他のことに目を向けられるようになってきます。
音楽でもよいし、テレビやネット動画でも良いし、読書、ゲーム、お散歩、等々…
私は大抵ゲームですが…(笑)
何でも良いと思います。この段階では、まだまだ調子が良いわけではないので、結局のところ“自分で次の段階に移行できた”ってことを自分自身に植え付ける事に意味があると思っています。
そして、ひたすら飽きるまでやりつくすのです(笑)
逆に言うと、飽きるまでやらないと、そこからいつまでたっても次の思考に移れないからですね。
確かに人間飽きない物も沢山あるけれど、大抵のことはお腹一杯感を味わえるものです。
一年くらいやり続ければ、結構な満足感は味わえる頃だと思います。
身体が動くようになったら、通院や行政サービスを整える
メンタルが酷い時って、そもそも身体ごと動かなくなるし人と会うなんて論外ってくらいになるので、病院に行くこと自体が苦痛なんですよね。
既に通院されている方でも、こんな時は通院自体サボるのもアリだとおもいます。
また、まだ病院に行くかどうか悩んでいた方も、この時期なら辛かった時期を少しはうまく伝えることができるでしょうし。
そして、精神のことで通院するなら“自立支援医療制度”の申請も是非やっておきたいですね。
メンタルで通院するとなると、長い期間かようことになるケースが多いです。
薬の処方も、その人の精神状態で様々なので、それだけでも結構な額になってしまいます。
自立支援医療制度を申請して認可されれば、月額の最高額が決まっているので、それを超えた額は個人では負担しなくても大丈夫です。
すこしでも金銭的に負担にならないよう、是非やっておきたいところです。
まとめ
とにかく、現状の自分に罪悪感を持たないことが一番大切です。
人間だって、車や機械だって、調子が悪い時にはメンテナンスが必要なんです。
時には立ち止まって、一つ一つを大切に整え直す時間も人生の一部と思う事です。
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