冷たいビールと炭火で焼かれたホルモンって、最高の組み合わせですよね。
でも、今はガスで焼くところや、いいところ炭で焼くスタイルがほとんどなんですよね。
私がお気に入りのお店はといいますと、なんといまどき珍しい「四角い七輪」で「練炭」を使って焼くのです。
備長炭の炭火も良いのですが、この練炭、昔ながらで懐かしい上に、やっぱり一味違うのです。
今日はそんなお気に入りのお店をご紹介いたします。
創業70年の老舗「万平」

このお店、私が最初に訪れたのはたぶん幼稚園に行ってた頃なんです。
たぶん…というのは、もう昔過ぎて記憶があやふやなんですよね。
とにかくそのくらい大昔から私の地元では、密かに愛されていたお店なのです。
お店は約20畳くらいのところに、無造作に客席のテーブルが8卓分。
小さい長方形のちゃぶ台が2つ一組で置かれていて、その真ん中に四角い七輪が置いてあります。
隣の客席との間なんかに、洒落たついたてなんかないので、満席の時などは、なんだか避難所にでも寄り集まっているような光景です。
そんな気取ってない雰囲気がまた、ホルモン焼き屋さんとしては魅力なんですよね。
本店はメニューもシンプル

このお店、本店と支店があるのですが、70年やっている本店のほうはメニューが本当にシンプルなんです。
お肉は豚トロと若鶏しかなく、あとはホルモンやレバー、ハツ、コブクロなどなど、臓物系のもので10種類ちょっとしかありません。
ですが、どれも新鮮で一皿あたりのボリュームが多く、安いお値段でお腹いっぱいになれちゃいます。
平均すると、一皿380円ですもん、安いですよね。
アルコール類も、ビール、焼酎、お酒といった感じで、これまたシンプル。
焼酎なんか、レモンと梅割りくらいしかないですからね。
そんなシンプルすぎるメニューですが、タレが絶品なのでまったく飽きがこないのです。
しつこすぎないつけダレが、いつも食べすぎを誘ってしまうのです。
支店は9年前からオープン

そんな本店の魅力と同じだとおもって行った支店ですが、こちらは少しメニューが増えていました。
お店の雰囲気やテーブルや練炭でやくところなどは全く同じなのですが、お肉の種類が今の焼肉屋さんみたいな感じでした。
サイドメニューも、万平らしくなく、居酒屋メニューもそれなりにありました。
肝心なつけダレの味は、少しだけピリ辛が強かったように感じます。
総合的にみると、今の人にはウケがよいのかもしれないですが、私は断然本店ファンですね。
まとめ

- 70年続く老舗
- 支店は、メニューの種類が多め
私の想い出の本店が、いまは臨時休業なので、仕方なく支店に行きましたが、もう一度本店で食べたいですね。
皆さんも是非、練炭で焼くホルモンの美味しさを味わってみてくださいね。
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